2006年8月 7日

HONDAが遂に勝った〜!

button-vicというわけでF1ハンガリーGP。遂にやりましたね。激戦を征してバトンがホンダで初優勝。素晴らしいレース運びでした。確かにアロンソ、ライコネン、シューマッハ(…は一応完走扱いだけど…)のリタイヤそろい踏みもラッキーといえますが、それが無くても、今回は自力で勝てたと思える内容でした。

だって、バトンですらエンジン交換のペナルティで14番スタートですからね〜。運良くスタートも決まり、ハンガロリンクでは難しいとされる追い抜きも、ブリヂストンとミシュランのレインタイヤの微妙な性能差で可能になったようで。

途中、アロンソにドンドン迫る様はとてもワクワクしました。実力であのルノーに迫っていったわけですから。ハンガロリンクにおいては、バトン+ホンダの方が上だったって事です。今回のGP、2位はこれまた初表彰台のマクラーレンのペドロ・デ・ラロサ、3位はBMWのハイドフェルド。なんとも初々しい、見慣れない表彰台となりました。

初々しいといえば、同じくBMWのロバート・クビサですが、初レースで7位入賞!かと思いきや、車両規定違反でレース除外になったみたいで残念でした。重量がたった2kg足らなかったそうで。可哀想に、チームのミスですな。次のレースはまたビルニューブが戻ってくるとしたら、もったいなかったレースでした。ちなみに、クビサが失格になったことによりシューマッハは8位入賞で1点獲得。アロンソとの差は10点(=1勝分)となりました。

そしてもう一つホンダといえば我らがスーパーアグリですが、琢磨が13位完走。山本左近はまたしても0周リタイヤとなりました。1コーナーを外側にスーッと走る様を確認していますが、そのままエンストしちゃってたみたいですね(^_^;) ボクはてっきり、ブレーキでも壊れたのかと思いました。いや、全然減速しなかったので…。

それにしてもこのハンガリーGP。予選から「このGPでは何かある」と予感させる内容でした。発端は、あのアロンソの「嫌がらせ」からと思えます。ドーンボスに対してのあの「嫌がらせ」行為が無かったら、シューマッハのペナルティですらあれほど厳しいものにはならなかったと唱えるジャーナリストもいるくらいです。

そういう意味では、多少「演出の入ったGPだったのでは?」という意見にも少しだけ同調できます。(^_^;)

 
ここからはちょっとマジメに書きますが、個人的に、アロンソのあの行為は簡単に容認できるものではないと感じます。実際、ストレートでの幅寄せ行為は、誰が誰に対してするものであっても危険過ぎると感じます。実際のドーンボスの走行に多少問題があったとしてもです。もし、仮にそれが原因で絡んだとしたら、スピードがスピードだけにただじゃ済まないです。

もし運悪くタイヤとタイヤが絡んだら、簡単に空を飛んじゃうのがフォーミュラーカーです。日本の鈴鹿でも、F3000のレースで小川さんのマシンがストレートエンドで他車と絡んで宙を舞い、フェンスに激突して命を失っています。そういう事故になっても不思議はないんです。運が良くても、自分のレースカーだって壊れちゃうわけですから、アロンソにとってな〜んのメリットもありません。

それにもう、「あいつはまだ若いから」じゃ済まされないですしね。仮にもディフェンディングチャンピオンな訳ですし。要は、「あんたはもうそこらのガキじゃないんだからちゃんとしなさいね」って事ですな(笑)。個人的には本当に「バカなやつ」って感じです。

それにしても、レース中のルノーのあのミス。右リアのホイールナットがしっかり閉められなかったミス。普段絶対にあり得ないような凡ミス。ここに来て突然襲いかかったアロンソへの不運。

そして、この数戦での「え!?」って思うくらいのフェラーリの復調。起きるべくして起きている(今回のはアロンソへのバチ当たり?)としても、としても、なんだか不思議な感じですよね〜。

一体何が起きてるの?...って感じです。

さて、こうなると、また次のGPが楽しみになりましたね。シューマッハにとっては、せっかくポイントを縮められるところを、タイヤ交換のあやで逃しちゃったのが痛いところです。残りあと5戦ですから、もう一回くらいアロンソに凹んで貰わないと、ちょっと逆転は難しいかもですね〜。

ボクは個人的にはどちらかというとアンチシューマッハで知られていますが、それでも、今年のチャンピオンはシューマッハに取って貰いたいです。今回のレースを観て、特にそう思いました。

あんな傲慢な態度をとるおバカなドライバーにチャンピオンの称号は与えたくないですからね!

コメント[3]

あっちの方で書きましたが、観れませんでした...感激も共有できないし、傲慢だろお前!も、良く判らないでありますが、ニュースが色気なくて判らない雰囲気が判ったようで嬉しいです。

確かに、残る5戦楽しみですし、鈴鹿に最高潮がくるといいですね。なんといっても最後に(もしかしたら)なるかもしれない鈴鹿が消化試合だとさみしいです。

次回は絶対観る! と思ったら8月26日は大阪で従兄弟の結婚式なんでありました。酔っ払わなければホテルで予選を観れると思うのですが(笑)。

お久しブリです。
お元気してますか?
kimoさんblogあったのねー。
知らなかった。記念にカキコです。
サーキットでは最近すっかりお会いできなくなり寂しい限りです。

さて、HONDAやりましたね。
君が代を聞いた時は、なんかじ〜んと来ましたぜ。

kimo象くんも元気そうですね。
秋にはオイラも箱根に行くのだ。

> KAZUさん
あやや、結局観れませんでしたか。アロンソは、まあ、自分で自分の首を絞めたようなものかな…というといい過ぎかどうか(笑)。

今年で最後の鈴鹿が消化試合にならないように、この辺で一度数ポイント差くらいまで追いついておいて欲しかったんですけどねえ・・。残念無念。

>こるまるさん
あ〜どうも!すっかりサーキットから足洗っちゃった状態なんで、皆さんにはご無沙汰しています。

君が代、確かに、F1のポデュウムで流れると変な違和感と共に、ああ遂に…て感じでジーンとしてました。

黄モ象は、まあ、元気って感じはだいぶ無くなってきましたが、まあまあいい余生を暮らしているよってな感じです(笑)。そちらは更に進化しているようで何よりですな!

また、そのうち、いつかどこか(FISCOになったんですか!?)で観戦に行きますので!

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