2007年5月 5日

原因は「雨水!?」

もう5月になり、あっという間にGWも終わろうとしていますが、こちらはネタは有れどサボりまくりで、今回書く話は実に3月末のお話しで御座います(笑)。

去る3月25日、とあるオフミーティングが栃木で行われました。それは、僕の運営する地下組織(?)のBBS仲間(古くはNiftyのFICAR仲間達の集まり)の御仁が新車のプリウスが納車されたというので、そのお披露目を兼ねて、どっかで遊びましょうかってな集まりが催されたわけです。今回のイベント地は栃木ICを降りてすぐの「魔法陣スーパーカーミュージアム」。事前に佐野SAで集合となりました。

この日は午前中は雨模様で、午後から改善するとのこと。朝8時前くらいに首都高に乗り、途中大雨に降られ、蓮田PAで朝ご飯を食しつつも、9時半頃には佐野SAに何事もなく到着。ここまではなんとも普通だったワケですが、いざ、さあ現地に向かいましょうかってな事でエンジンを掛けたら、ホンの一瞬吹けただけで「ストン」と落ちてしまいました。

まさしく「????」ってな感じでしたが、まあ、こんなクルマですんで(^_^;)、こんなこともあろうかと大して気にも留めずに普通に再始動を試みたわけですが、今度はセルは回れど一向に火が入る気配が無いワケです。

どうしちゃったの〜〜??って感じで、その後も何回かイグニッションをオフしてから掛け直したりしてみたんですが、やっぱり駄目で、前に停まっていたAX乗りの知人に、クラクションを鳴らしたり手を振ったりして合図を出しても気付いて貰えず、結局1人置いていかれるはめに。とりあえず知人に電話を掛け、事の次第を告げ、先に行って貰うことにしてトラブル・シューティングにかかります。

で、すぐに気がついたのが、デルタというクルマはイグニッション・オンの時にリアシート下あたりからしっかりと「燃料ポンプの始動音」が聞こえるものなんですが、このポンプの動作音がないこと。

そっか! これは燃料ポンプのフューズが飛んだな!?

…と気がつくまで、およそ30秒ほどでした(笑)。

ここでエライのが腐ってもデルタ乗り。燃料ポンプのフューズの位置も把握しているし、予備のフューズもあります。さっそくエンジンフードを開けフューズを見てみると、案の定焦げてました。このフューズは、過去一度も換えたことがなく純正のままだったのですが、見ると15Aという中途半端な容量。予備は10Aと20Aしかないので、とりあえず20Aを用意し、再始動を試みるも、やはり掛からない。

あれ〜〜?って、ここで初めて焦りだしたんですけど、再確認してみると、交換したばかりのフューズがまた切れてます。これ、ひょっとしてどこかで漏電している??

って、この時点で、かなり先行き不安になりました(笑)。ここは佐野。果たして無事に帰れるでしょうか!?

時間を見るともう10時を過ぎていたので、主治医のSLはY野さんにレスキュー・ミー。最初から手順立ててトラブル・シューティングに努めますが、2個目のフューズはイグニッション・オンでは切れることは無く、ちゃんと燃料ポンプの音も聞こえたので、セルを回してみるとちゃんと掛かるようになって、ようやく走り出すことが出来ました。

さて、これで一件落着!?…と思っていたら、東北道の本線に出て数キロ走ると突然エンジンが無反応に!!インパネを見ると、タコメーターが落ちてます…。走っていて、惰性だけどエンジン回っているのに、エンジンがおっ死んでる時はタコメーターが0rpmを示すということを、この時初めて知りました(笑)。

ウィンカーを出してゆっくりと路肩に停め、後ろに注意しながら再度フューズを交換。フューズさえ切れなければ問題無くポンプも回り、エンジンも問題無いことは分かってきましたが、なにしろ数キロ走ると再発します。都合5つのフューズがお釈迦になり、残り1個となったところで、なにげに回転もスピードも抑えて大人しく走るようにしてたら、このなけなしの1個がなんとか栃木ICまでもってくれて、命拾いしました。

その後、無事に皆とも合流でき、街のイエローハットで予備のフューズをしこたま買い込み、帰路への万全を期しましたが、結局はその栃木IC数キロ手前で交換したフューズが今もまだ切れずに持っています。

いや〜、あのおぞましい連続フューズ切れ事件は、いったい何だったんでしょうかねえ!? 大雨で水がどこかの配線を辿り、ショートして燃料ポンプの電源フューズを切っていたのか、それとも、燃料ポンプに負荷が掛かりすぎてオーバーロードしたのか?

ちなみに、後日SLに預けて診断して貰いましたが、燃料ポンプ本体のフィルターにはゴミも付着していなくて、綺麗なものだったとのこと。この騒動の最中に11万1111キロを超えた(ホントは写真を撮ろうと思っていたが、この事件で忘れてた)のですが、この年数、この距離で燃料ポンプがこの状態なのは比較的珍しいとのこと。せっかくみて貰ったので、劣化しつつあったゴムホースは交換して貰いましたが、その後もこのトラブルは再発することもなく……。

やっぱり原因は「雨水!?」

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コメント[2]

災難でしたね、原因は特定できましたか?
いつの間にか治るってのは落ち着きませんよね。
ところで燃料ポンプのヒューズってエンジンルームにあるんですか?
ぜんぜん気にもしてなかったので知りませんでしたが、どのあたりにあるんでしょうか。

>たらいさん

すみません、コメントが自動的にジャンクの方に行ってて気がつきませんでした(^_^;) 6日ほど経ってますが、亀レスします。

原因の特定は、結局のところ出来てません。あの時はあれだけ立て続けにフューズが切れたのに、最後の1個が切れなくなってからは、雨に降られても再現しなくなりました・・・。

というわけで、なんとなくもう平気なのかな?…とか、油断しだしてます(笑)。

んで、燃料ポンプのフューズは、エンジンルーム向かって左上の方……ちょうどバキュームセンサーの裏あたり、リレースイッチ類の左隣、縦に3つ並んでいるフューズの一番上(フロント窓側)の15Aのがそれです。

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