2006年10月23日

F12006年シーズンの閉幕

遂に2006年のF1も終わっちゃいましたね〜。スカパーで見終わったあと、地上波の方もオープニングとエンディングをチェックしたり、溜まっていたビデオの整理をしたりして、こんな時間なのに書いちゃってます(笑)。今年のF1は、色んな事が最後だから、やはり感慨深いものだったし、リアルタイムでなんか書いておくか!ってな事ですけどね。

いや〜、シューマッハのラストラン! 運がいいのか悪いのか(いや、悪いに決まってるけど)、序盤のタイヤバーストが逆にシューマッハの闘争本能に灯をつけたようで、とてもいいレースをしてくれて、個人的にとても盛り上がりました。なんだか、見ていてジーンと来ましたしね。特に、終盤のライコネンとのバトルは、ベネトンの頃のシューマッハを思い起こさせるものでした。ターミネーター再びって感じで(^_^; オマケに、全セクタトップタイムでファステスト出したみたいですし。

エエもん見せてもろた。や、ホント、長いことお疲れ様でした。

鈴鹿、ミシュラン、マイルドセブン、そしてシューマッハ。ラストという文字から引っぱってくるだけで、軽くこれくらいは出てきます。細かくやると、きっともっとありそうです。人事とかね。ウィリアムズのサム・マイケルとか?

来年はドライバーも大きく変わります。アロンソもルノーでのレースはこれで最後。同様にライコネンもマクラーレンでは最後。チームを含めての勢力図がどうなるか、全く予想がつかなくなりました。シューマッハが居なくなることで、果たしてフェラーリはまた弱くなっちゃうのか。それとも、このまま維持出来るのか。そして、ルノーはアロンソを欠いて下位に沈むようなことはないのか。それとも、コバライネンがアロンソの代わりにブレークするのか。

そして、セバスチャン・ベッテルはどこかで乗れるのか…とかね。来年はサードカー規定が無くなる(サードドライバーはシェアすれば走れるけど…殆ど意味はなくなる)ので、金曜のサードドライバーの走りも今年で最後って事ですね。ベッテルとかを余らせちゃうのはもったいと思うんだけど、どうにかなんないのかなあ…。今年鈴鹿で見て、金曜のサードドライバーのバトルが面白かったと思っただけに。

…と、ホント、まだレースが終わって数時間なんですけど、既に来年への興味は尽きませんです(笑)。や、病気だな。

あ、最後に、琢磨10位完走おめでとー! 亜久里さん泣いて喜んでんじゃないかな(笑)。

2006年10月22日

今度は予選でトラブルかあ〜!

最後くらい、トラブルフリーで走らせたかったなあ・・。

明日は応援しますよ、ボクも。

あ、琢磨は惜しかったなあ。まあ、以前と比べるとですが。でも、あとコンマ4〜5秒くらい詰められたら…って感じで残念。

まあ、スーパーアグリは来年から本格始動ということで。

F1鈴鹿観戦記2006-4 午後の最後はドライでアタック合戦

10/6(金)その4

セッションが進むにつれて雨も小降りになり、大分水もはけたけど、もちろん乾くって所までは行かず、FP1のトップタイムは、ホンダのデビッドソンで1'45.349でダントツだった。あとは、トロロッソのジャニ、ザウバーのベッテル、レッドブルのアメルミューラー、ミッドランドトヨタのスーティル…と、馴染みのないサードドライバーの名前が続く。スーパーアグリのモンタニーは、残念ながら、途中でスピンしてセッションを終えたので8位だった。

しかし、ウェットタイヤでこのタイム…。日本で一番早いフォーミュラーカーのFポン・マシン、今年の第4戦鈴鹿での、予選でのポールタイムがブノワ・トレルイエの1'45.905である。もちろんこれはドライのタイム。一時期、Fポンがもっと速いときもあって、F1がセナ没後でスローダウンした時に、差が3〜4秒みたいな時があったが、今はもう2階級くらい、速さに差がある。ちなみに、Fポン・マシンのエンジンは3L V8。Fポンの方がデカいエンジン積んでるって事ね(笑)。

この写真はセッションの途中で撮ったものだが、いつもの金曜(午前)ならガラガラのスタンドも、今年はこれくらい埋まってます。初日で7万人超えてたっけな?凄いもんです。午後はもっと増えたから、やっぱ今年は尋常じゃないわ。

午前のセッション終了後は、例によってサーキットダイニングまで歩き、いつものバイキングでのんびりと昼食。今年はスケジュールと営業時間の関係で少しだけ待ちが入る。この後は雨も止みそうな気配なので、もう要らなさそうなベネトンポンチョはたたむ事に。ここでの昼食は、出る時にはいつも満腹状態になってしまい、いっつも後悔してるよなあ。これでも、余所の人に比べたら、絶対に食べてない方だと言い切れるんだけど。胃が小さくての小食は、バイキングでは損しますな。言ってもしょうがないけど。



さて、午後は、前半はまだウエットだったけど、段々ラインドライになっていき、タイムもドンドン縮まっていき、セッション残り12分くらいになると、ドライタイヤを履いたタイムアタック合戦みたいになって、各車ばんばん走ってくれて、ミニレースを一回分観たみたいで面白かった。最終的なタイムはルノーのフィジコで1'34.337。まだウエットパッチも残っていたけどこのタイム。

今のF1、ホント速いわ。レギュレーションで遅くしても、追いつかないすね。
このままじゃ、例の格好悪い、へんてこな2段ウィングになっちゃう日も近いかもなあ。

それと、やっぱりレギュラー・ドライバーはしっかりと速い。フィジコのタイムは8周で出したもの。1〜4位はルノーとフェラーリのレギュラー・ドライバーで埋められたが、みんな10周以内で出してる。サードドライバーの中では、デビッドソンが5位、期待のベッテルが6位とまずまずだが、それぞれ、25周、30周とかかっている。まあ、テストドライバーだから、データ取りが主で、比べてもしょうがないんだけどね。

午後のセッションが終わった後、最後の鈴鹿で、メインの通路を渡るのも今日で最後かと言うことで、再度お土産をあさりに向かったわけですが、もうその頃には人も凄く多くて、初参加のたちもとさんが迷子になりましたとさ(笑)。

 

宿へ着いてチェックインするが、今年は3人で二部屋なので、じゃんけんで優先順位を決めて、誰が1人で部屋を使うかを決める。結局ボクが1人部屋をゲット。というのも、たちもとさんの自己申告により2人はイビキ合戦を繰り広げそうなので、それならば、あまりイビキをかかないボクがひとり部屋なのは妥当でしょうということで(笑)。てか、実は値段が2日で1000円しか変わらなかったから、それならばと、あとで考え直しただけのことだけど。

当然、宴会部屋はボクの部屋となったが、毎年KAZUさんが、一日で半分空けるテキーラが、40度ではなく35度と、F1のエンジン同様パワーダウンしたためか、今年は行方不明者はゼロ(笑)。夜の12時前にはお開きになったが、普通に片付けて元気に部屋へ戻っていった(笑)。で、比較的元気だったボクは、すぽるとの時間までは本を読んで過ごし、その日の鈴鹿をTVメディアで観てから眠りについたのだが、それでも7時間近くは寝てられるので全く問題はない。明日も11時からなので、のんびりしたもんなのだ。

てなわけで、次回に続きます。

2006年10月21日

F1鈴鹿観戦記2006-3 意外と見応えのあった雨のセッション

10/6(金)その3

そうこうしているうちに、いよいよ一回目のセッションが始まった。といっても、この雨だから、息せき切って走るドライバーなんていないだろう…と予想したし、大した期待もしていなかったのだけど。

まあ、ひとまず誰か出てきてくれて、初めて聞く2.4L V8サウンドを早く堪能したいもんだ…とか思ってたら、ちゃんと左近あたりが初っぱなから出てきてくれたし、デビッドソンやらモンタニーなどのサードドライバー達もがんがん走ってくれて、意外やこの雨の中、午前中のセッションも、そこそこ見応えのあるものとなった。

個人的に興味があったのは、川井ちゃん一押しのセバスチャン・ベッテル選手。日本のF3でチャンピオンを取ったスーティルも注目していたが、こちらの方はあまりパッとしなかった。…って、ミッドランドMF1じゃ仕方あるまいか。

肝心のエンジン音だけど、甲高さについては比べるとそりゃ低いんだけど、V8にしては甲高い音で、当たり前だけどちゃんとF1サウンドだった。昔のコスワースDFR V8のような、地響きがするほどの重低音ってのはないが、それなりにV8っぽい低域も鳴っていて、(ヘンテコな音になっていた)マクラーレンやレッドブル(こっちもフェラーリなんだけどね…)を除いては、思っていたよりかは良い音だったかと思う。

特に、例年のように思うことだけど、ホンダはV8になっても張りがあって良かった。次点はBMWとウィリアムズが使うコスワースかな。トヨタもまあまあだが、抑揚が無い感じで、その辺は乗用車と共通した印象の部分かな(笑)。とりわけ甲高さでは、回転は押さえているとは言え、トロロッソのV10に軍配が上がったが、V8もどうしてどうして、BMWのV8はかなりのモノだった。

ただ、これは全体的な印象だけど、中域がガッポリ痩せている感じでドンシャリ的で、それ故かギャーンという中高域の耳障りなノイズが段々耳に残るように響いてくる。客足の少ない金曜日などでは音が吸われることもないので、午後からの天候が回復していく中で、段々全開になっていく中では、鼓膜がビリビリと振動するくらい響いてきて、ちょっとヤバい感じだった。ラジオを聞くためにイヤフォンをしていたから、まだ良かったけどね。

まあ、130Rの出口だしね。なにしろ今の130Rの出口は、鈴鹿の中では最高速が出る場所になっちゃったから。

今回の席では良く分かったことで、にわかには信じられないかも知れないけど、裏ストレートから130Rを通過していくとき、一度もアクセルオフの音がせず、本当に踏みっぱのまま入って来て、そのまま目の前を尋常じゃないスピードで走り抜けていくわけで、マジメに自分の目前が、鈴鹿の最高速ということなんだろう。それでも、やはり2.4L V8とパワーは落ちているので、

下の写真は、目一杯シャッタースピードを早くして「ほぼ勘だけで流し撮り」したものの中から抜粋したものだけど、本当に、この場所ではマシンが近いし、メチャ速いので、なかなかフレームに収まってくれなくて大変だった(笑)。ちなみに、これを撮っている場所はCブロックの一番左端なので、130R抜けてシケインに備えて左に進路を取り始めているところです。シューマッハのはちょっと止まり過ぎ?ズームで撮ったブルツのはよくフレームインしたなって感じっす(笑)。

  

てなわけで、次回に続きます。

2006年10月16日

F1鈴鹿観戦記2006-2 今年のB3席はしょぼーん

10/6(金)その2

毎年書いている気もするけど、その年の中で、自分にとって一番肉体を駆使するのが、このホテルから鈴鹿サーキットまでの道のりである。サーキット道路の往路は直線なんだけど、途中でかなり長く辛い上り坂がある。てなことで、例年ここで自身の運動不足を露呈&再確認するわけだけど、ここ数年は、気の持ちようなのか、はたまたママチャリの漕ぎ方のコツを体得したのか、以前よりかは楽に感じるようになってきた事に気を良くしてきていたんだけど、それもどうやら今年で最後か〜などと感傷に浸る。

鈴鹿へ着くと、例年と同じような自転車の台数のような気もしたが、実際は金曜にしては多かったみたいで、サーキットランドのゲートをくぐった時点で、それは勘違いということに気付く。実際には、(セナが亡くなって)一見さん的なファンの足が遠のいた頃=人気が落ちた頃の鈴鹿の土曜日くらいの人数はいたかも知れない。その頃の金曜日の朝は、ホント、寂しくなるくらいガラガラだったからねえ…。それは、本当に一つの時代が終わったことを象徴するかのようだったから、よく覚えている。

さて、これまた毎年パターン化してきている朝のうどんを食すために、左脇のサーキットホールの方へ向かうが、なんと、そこには見慣れないスッキリとした空間が。

おわ〜!すっかり建物から無くなってる!!オーマイガ!!

というわけで、なにげに楽しみにしていたいつものうどん屋は、跡形もなく姿を消していた。代わりに、サーキットホールにあったようなファーストフード系のフードパークの店が出来ていたけど、メニューを見る限りは、さほど興味を引くものではなかった。しかも、まだ店開いてないし(笑)。

しょうがないので、昔ドミニクドゥーセの出店があったパン屋(この説明で分かる人は少ないかな。今はファーストフード屋)へ行き、大して美味しくも無いパンとコーヒーで朝食を摂り、1回目のフリー走行に備えることにした。とはいっても、雨はまだ止む気配すらないし、サードカーを走らせられない上位のチームは、恐らく殆ど走らないだろうから、午前はツマランだろうな…とか考えてたけど、実際には、そのサードカーに乗るルーキー達の走りを観ているのが意外や面白くて、退屈することはなかった。

暫く疲れを癒ししつつ時間を潰して、とりあえず気になる今年の席を確認しに行くことにする。右側の歩道橋を渡るルートが正解なんだけど、今年は初鈴鹿のたちもとさんもいるので尚更だけど、グッズ関係は金曜のうちに見ておき、買う物は買っておかないと、土日は人が多くて大変な思いをすることになる。なので、初日は中央のルートから行くことにする。

中央ゲートをくぐると、マルボロのブースにはいつものようにフェラーリが飾ってあった。今年はこんな感じのレイアウトでした。斜めに吊ってある感じすね。てか、毎年ここはそうだっけな?あ、写真はクリックすると拡大します。


ご覧のように、お客さんはまだこんなもん。まだ午前だしね。というわけで歩くのも楽ちん。左奥に見えるのは新しいVIP席。あれ、前から見ると、落ちてこないか怖い感じがするんだけど…。


10分ほど歩いて、B3席に着いた。我々の席はDブロック。うわ…最悪だ…。前から3列目だし、思いっきり130Rよりだあ〜。右斜めには27番ポスト、左斜めに150m看板が見える位置っす。

その間に、他のエリアよりも小さなサーキットビジョンが、遙か遠〜くに見える感じ。限りなく左のAブロックの後ろの方かBブロックの前とかだと最高なのに、さすが、外すと思いっきりチープな席という感じ。今日は客も少ないのであいてるところ観れるからいいけど、肝心要の土日は、しょうもな〜い席で観るしか無さそうっす。

はぁ〜あ。

……と、ため息をついたところで、次回に続きます。
 

2006年10月13日

F1鈴鹿観戦記2006-1 今年の鈴鹿も雨がらみ

F1ファン、鈴鹿ファンの皆様こんばんは。

さて、例年のことだけど、今年もまたこの時期がやってきた。毎年10月の中旬といえば、F1日本GP。皆さんご存じのように、来年からは日本GPも富士スピードウェイ…通称FISCO(こっちが正式名?)で開催されることが決定となり、おそらくは鈴鹿での日本GPの開催は暫く無いと思うのでとりあえずの見納め。思い返せば、ボク自身のF1の初生観戦が1990年のここ鈴鹿だったりして、さすがに20代後半から通い詰めてると思うと、やはりちょっと感慨深いモノがあるっす。

…てなわけで、今年も懲りずに鈴鹿の観戦記を書き記すことにします。

10/6(金)

いつものように、木曜の深夜に出発するわけだが、今年は観戦するメンバーが若干違う。毎年千葉から電車で通うF360モデナ乗りのT本先生と、奥様のアルファ147で磐田から通うK田夫妻が、スケジュール合わずで今年は欠席。ラスト鈴鹿に立ち会えず、生で観られるシューマッハも最後とくれば、やはり熱狂的なファンでなくても、残念な思いだったことだろう。奥様が好きなフィジコもそこそこ良い働きもしたし。

というわけで、今年はちょっと顔触れが変わり、ちょっと前のほったらかし温泉オフの時にクルマだけ紹介したけど、同じくクルマ仲間のエリーゼ乗りのたちもとさんが、「今年で鈴鹿は最後かもよ〜」の言葉に触発され、初鈴鹿参戦を決め、3人態勢で行くことになった。自宅がうちから10分ちょっとと言うこともあって、合流も楽だし。

彼はエリーゼの他にベンツ190E、シトロエンAXを所有するヨーロッパ車ならなんでも(?)のようなクルマ趣味人で、クルマも出してくれるというので、おかげで今年は自分のデルタは出動させることもなく、190E1台で向かう楽ちんの旅となった。あとで分かったことだけど、行きも帰りも、ETCのキャンペーン(深夜割引)に絡められたし、なにより、我がデルタよりもアクセルを踏み込まなくていい分燃費もいいので、往復の交通費さえも、グッとリーズナブルに抑えることが出来たりして、思った以上にメリット大だった。

今年は出かける前にちょっとしたトラブルがあって、ほんの45分間とはいえ、ちょっち途方に暮れるような事件もあったが、運もあって、予定した出発時刻を小一時間ほど遅れるだけで済んだ。これも、日頃の行いの賜かな(笑)。

それはそれとして、今年は木曜、金曜と天候が悪く、往路はずうっとウェット路面ということになった。まあそれでも、多少ペースが悪かったくらいで、なにしろおベンツ様は至極快適だし、自分の分担距離も、距離にして400km弱を3で割るくらい(だいたい130km目安)だしで、往路は随分と楽に感じた。いつも視界と追い越し車線を遮るトラックも比較的少なくて、難を挙げれば、鈴鹿の出口渋滞が去年よりも少し長かったくらいで、実際に到着してみると、さほど例年と時間は変わらなかったのが、ちょっとしたサプライズといえばそうだった。

鈴鹿サーキットへ繋がるメイン道路はちょっとだけ混み気味っぽかったけど、こちらは勝手知ったるなんとやらで裏道をスイスイ。それほど大変な渋滞に遭遇するわけでもなく、鈴鹿ICを降りてから程なくホテルに着いた。いつものように、無料で自転車をレンタルし、もう10年以上も使い続けている緑のベネトンポンチョを身にまとい、一応の雨対策をしていよいよカウントダウンの鈴鹿サーキットへ乗り込んだのであった。

てなわけで、今日はここまで。続きはまた今度。

2006年10月12日

パリ国際モーターショー 2006

先日ご紹介した「AlfaRomeo 8C Competizione」も恐らく登場するであろう「パリ国際モーターショー 2006」の模様が、スカパーのCh.279 「MONDO21」というチャンネルで放送されるようだから、忘れないようにメモ代わりにここに記しておきます。

パリ国際モーターショー 2006
「番組進行役には日本カーオブザイヤー選考委員も勤めるモータージャーナリストの河口まなぶ。注目の車情報も、メルセデスベンツCLに始まり、アルファロメオ8Cや、マセラーティークーペなど、人気・注目度とも高い車種を紹介予定!」

出演者(番組メインMC)
河口まなぶ(画像左)
モータージャーナリスト
日本カーオブザイヤー選考委員

放送スケジュールは
10/28(土) 22:00〜23:00
10/29(日) 20:00〜21:00
11/1(水) 15:00〜16:00
11/3(金) 20:00〜21:00
11/6(月) 15:00〜16:00
11/7(火) 25:00〜26:00

…となってます。スカパーで該当のチャンネルを契約してる&興味のある方はお見逃しのないように!

2006年10月 5日

琢磨の本音…!?

中国GP、レース終了後にハイドフェルド&BMWにいちゃもんつけられて、琢磨は失格になってしまいました。それを受けて、琢磨はマジ怒ってたね。ホントは事を正すために戦いたいところだけど、今は次戦の鈴鹿に集中したいから、提訴することはやめた…みたいなことが書いてあった。よっぽど口惜しかったんだろうね。

んで、実際はどうなんだろうかと、さっき中国GPをDVDに焼くために編集がてら見直してたんだけど、琢磨が言ってることがよおく分かりました。やはりなんのことはない、ハイドフェルドが(チーム内の)自分の立ち場を守るためにいちゃもんつけてただけだね〜。

というわけで、ここからはあくまでボクの見解だけど、琢磨の代わりにかみついてみようかと思う(笑)。

そもそも、あの時点ではハイドフェルドのパフォーマンスが落ちていて、ああなってもしょうがないかってな状況に見えました。最終的にぶつけたのはホンダのケロケロなんだけど、アレは、きっとうしろのデ・ラ・ロサばっかり見ていてブレーキ合戦をして、前方不注意&ツッコミ過ぎで止まれず状態でハイドフェルドに追突しただけ。怒るなら実際に当てたケロケロに怒れよ!ってなもんです。

だって二人とも、どう考えても曲がれるようなスピードじゃなかったよ。ケロケロの車載からは、止まりきる気配ゼロだったし、デ・ラ・ロサだって実際にオーバーシュートしてた。まあ、前がゴチャついてたから、通常のスピードよりもあのヘアピンの進入速度が遅くなっていたのは確かだろうけど。

考えてもみて欲しい。元々、レースが終わる残り2周くらいには、ハイドフェルドは琢磨のかなり前にいた。そして、その時点ではかなり離れていた同じく周回遅れのアルバースと併走していた。で、裏ストレートエンドでアルバースを抜こうとして失敗し、コースを外れたために遅れて、タイヤにゴミでも付いたのか更に遅くなり琢磨に追いつかれ、ショートストレートエンドでは琢磨にあっさり抜かれてた。

全て、自分からまいた種だ。

その後、琢磨から一瞬離されたところを見ると、明らかにその時点でのハイドフェルドのパフォーマンスは落ちていた。その間に、バリチェロとバトンのホンダ勢にグッと詰め寄られたのは確かだけどね。

続きを読む "琢磨の本音…!?"

2006年10月 3日

気になるクルマ 第2回: AlfaRomeo 8C Competizione

東京モーターショーのコーナーでもご紹介しました、 Alfa 8C Competizione(コンペティツィオーネ)の量販車が、いよいよ発表されたみたいです。量販といっても、数百台に限定されるという噂ですが。色んなところで紹介されていますが、ちょっと前に開催された2006年パリサロンの記事を検索すれば、沢山出てくるでしょう。うちではとりあえず、「Driving Future」ってところをご紹介しておきます。

8Cというクルマは、アルファでは75以来となるリアアクスルのクルマです。エンジンは、確かマセラティのクーペとかでも使われているV8じゃなかったっけなあ? とある記事では、4.7リッターV8、連続可変バルブタイミング機構、バンク角90度、最高出力450ps/7000rpm、最大トルク47.9kg-m…と紹介されています。

ミッションはクラッチレスのマニュアルということだから、やはりマセのカンピオコルサかな?


東京モーターショーで見たのと、中身はどれくらい変わっているのは分かりませんが、見た目はかなり近いですね。リアフェンダーの造形と、ドアノブ以外、殆ど差が見つけられません。リアフェンダーも写真の撮る位置で違って見えるだけかも知れないし、少なくとも、今回の方がエッジが立っていて格好良く見えますなあ。

ちなみに、2007年の発売予定で、お値段は日本円にして約1500万くらいらしいですぞ。

けっ!買えるかっちゅうの!!

あ〜そういえば。

今回のパリサロンでは、デルタのHPE コンセプトっちゅうのも出展されてますが、まあ、イプシロンの流れのデザインというか、ああそうなのねって感じで、今のところとくに大きく興味を引かれることもないですなあ。

2006年10月 2日

いよいよラスト鈴鹿

てなわけでF1GP第16戦中国GPも終わり、今週末はいよいよ鈴鹿です。以前にも書きました(こっちだったかあっちだったかは忘れました)が、あっしはセナ・プロ1コーナーで激突!…な1990年から欠かさず観戦に行っておりますので、今年で17回目の鈴鹿詣です。

あらためて考えると、凄いでしょ。17年連続で観るイベントなんて、皆さんあります?無いでしょ〜?

つか、自分でも驚いているわけであります。継続は力なりと申しますが、まあ、力になってるかどうかは別として、パワーの要ることには違いないと思いますゆえ、こうしてあらためて書いている次第であります。

にしても、昨日のレース!凄いすね、並んじゃいましたよ〜遂に!残り2戦で同点なんて、記憶にないですなあ。しかも、勝ち数ではシューマッハの方が勝っているわけですから、ポイント上は並んでいても、いわゆる逆転したわけですよね。

や〜、凄いことになったなあ。もし、次の鈴鹿でシューが勝って、アロンソがリタイヤならずとも9位以下のノーポイントに終わりでもしたら、その時点でシューのタイトルが決まるわけです。まあ、確率的にはかなり低いだろうと思いますし、シュー自身もタイトルは最終戦で決まるだろうと申しておりますんで、鈴鹿で決まるこたあ無いだろうとは思いますが、一応可能性としてはね。あるって事で。

今年の鈴鹿は、「最後の生シューマッハ」、「鈴鹿のラスト」、「純国産チームスーパーアグリの凱旋レース」「初めての近代V8サウンド」などなど、トヨタは調子悪いけどホンダは力をつけてきてますし、なにしろ見所満載なので、週明け早々ワクワクしてきております!

久々にムービーも撮ってくるかな。恒例の観戦記もちゃんと書こうかな。映像も、いい素材があればご紹介できればと思います。