2009年8月 1日

1年越しですが...

その後黄モ象の話です。

黄モ象日記をカテゴリーで見ると、8月にオーバーヒートさせたとあります。これを最後に、黄モ象の話題はあまりないわけですが、今年になって、やはりエアコンを使う季節になって、ファンリレーがあるあたりのフューズ切れがまた再発し、一度オーバーヒートを起こしました。ちょうど仕事先(神宮方面)に向かう途中、原宿のちょっと手前だったので、時間もあまりなく超〜焦りましたが、10分遅れくらいで無事到着できてホッとしたのもつかの間、今まではLow側だけで走る分にはフュ−ズも切れず、ファンは回ってくれるものと信じていたわけですが、エアコンを自粛しても、ファンが回らないようになってしまった(この時、フューズは切れてない)ので、理由が分からなくなりどうしようもないので、ストリートライフに持っていきました。

あ、上の説明を読んで「ん?」って思っている方もおられるでしょうから簡単に説明しますと、デルタっていうクルマは、普段は90度前後で1次(Low)ファンが回り温度が下がるとリレースィッチが切れてファンが止まり、100度を超えるか、もしくはエアコンを入れると2次(Hi)側で高速にファンが回る(相当うるさいです)という仕様になっております。

で、その時までは、エアコンを入れるとHi側が回り、その状態を維持しようとするとフュ−ズが切れるという認識だったのですが、いざ調べて貰うととんでもない、その2段階の回転数を司るファンレジスターに行っている線の途中にあるコネクター(普段はシャシーの影に隠れてます)の中が溶けて、そこでショート(→漏電)していたという根本的なトラブルでした。

burned_connecter.jpg

実は、この箇所は一度ダメになり修理して貰ってあった箇所です。だから、この箇所はトラブルフリーというか、思考から削除してました(笑)。交換されたコネクターも日本製になってたりするので過信もありますが、そのコネクターは3極のもので、雨の進入か、単なる熱による劣化かどうかは分かりませんが、いずれにしろ茶色く溶けてました。そりゃ、漏電で何回もフューズ切れてるのに、フューズ取っ替えるだけで対処していたわけだから、幾度ものダメージで、さすがにダメにもなりまさあね。

確か純正は2極のコネクターと1極のコネクターの2本だったような気がしましたが、それを1本にまとめちゃったのも敗因の一つかも知れません。

で、現在は1本ずつコネクターで繋ぐ方式になってますが、ちょっとこれは暫定処置です。理由は、その時ちょうどいいコネクターがなかったからですが、でもひょっとしたら、この状態が一番安全かも知れませんね。SLのK山さんの説明では、今度もしまた溶けるようなことがあったら、ファンスィッチの所から新たに引き直すことになるだろうとの事。単純に、何回も弄ってたりするんで、線の長さが足りなくなりそうって感じでして。確かに、もう次は無さそうなくらい余裕が無いです。

kimozo119935km.JPG

そんなこんなで、修理後は何も憶することもなくエアコンも効かせられ、全く快適に川崎<>大阪間を往復してきた齢満14歳の黄モ象ですが、その走行距離は、まもなく12万kmになろうかとしています。年内かけて12万越えるかな〜とか思ってたのですが、予定外の大阪往復で、意外やこの夏中…というか、ホントもうあと数日で12万越えますね。

クルマの寿命としては、このくらいが限度かと昔は思ってましたが、今もなお元気に走り続ける黄モ象を見ていると、もう5年くらいは同じ調子で走り続けられるのでは?と錯覚してしまいそうです。

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