2006年10月22日

F1鈴鹿観戦記2006-4 午後の最後はドライでアタック合戦

10/6(金)その4

セッションが進むにつれて雨も小降りになり、大分水もはけたけど、もちろん乾くって所までは行かず、FP1のトップタイムは、ホンダのデビッドソンで1'45.349でダントツだった。あとは、トロロッソのジャニ、ザウバーのベッテル、レッドブルのアメルミューラー、ミッドランドトヨタのスーティル…と、馴染みのないサードドライバーの名前が続く。スーパーアグリのモンタニーは、残念ながら、途中でスピンしてセッションを終えたので8位だった。

しかし、ウェットタイヤでこのタイム…。日本で一番早いフォーミュラーカーのFポン・マシン、今年の第4戦鈴鹿での、予選でのポールタイムがブノワ・トレルイエの1'45.905である。もちろんこれはドライのタイム。一時期、Fポンがもっと速いときもあって、F1がセナ没後でスローダウンした時に、差が3〜4秒みたいな時があったが、今はもう2階級くらい、速さに差がある。ちなみに、Fポン・マシンのエンジンは3L V8。Fポンの方がデカいエンジン積んでるって事ね(笑)。

この写真はセッションの途中で撮ったものだが、いつもの金曜(午前)ならガラガラのスタンドも、今年はこれくらい埋まってます。初日で7万人超えてたっけな?凄いもんです。午後はもっと増えたから、やっぱ今年は尋常じゃないわ。

午前のセッション終了後は、例によってサーキットダイニングまで歩き、いつものバイキングでのんびりと昼食。今年はスケジュールと営業時間の関係で少しだけ待ちが入る。この後は雨も止みそうな気配なので、もう要らなさそうなベネトンポンチョはたたむ事に。ここでの昼食は、出る時にはいつも満腹状態になってしまい、いっつも後悔してるよなあ。これでも、余所の人に比べたら、絶対に食べてない方だと言い切れるんだけど。胃が小さくての小食は、バイキングでは損しますな。言ってもしょうがないけど。



さて、午後は、前半はまだウエットだったけど、段々ラインドライになっていき、タイムもドンドン縮まっていき、セッション残り12分くらいになると、ドライタイヤを履いたタイムアタック合戦みたいになって、各車ばんばん走ってくれて、ミニレースを一回分観たみたいで面白かった。最終的なタイムはルノーのフィジコで1'34.337。まだウエットパッチも残っていたけどこのタイム。

今のF1、ホント速いわ。レギュレーションで遅くしても、追いつかないすね。
このままじゃ、例の格好悪い、へんてこな2段ウィングになっちゃう日も近いかもなあ。

それと、やっぱりレギュラー・ドライバーはしっかりと速い。フィジコのタイムは8周で出したもの。1〜4位はルノーとフェラーリのレギュラー・ドライバーで埋められたが、みんな10周以内で出してる。サードドライバーの中では、デビッドソンが5位、期待のベッテルが6位とまずまずだが、それぞれ、25周、30周とかかっている。まあ、テストドライバーだから、データ取りが主で、比べてもしょうがないんだけどね。

午後のセッションが終わった後、最後の鈴鹿で、メインの通路を渡るのも今日で最後かと言うことで、再度お土産をあさりに向かったわけですが、もうその頃には人も凄く多くて、初参加のたちもとさんが迷子になりましたとさ(笑)。

 

宿へ着いてチェックインするが、今年は3人で二部屋なので、じゃんけんで優先順位を決めて、誰が1人で部屋を使うかを決める。結局ボクが1人部屋をゲット。というのも、たちもとさんの自己申告により2人はイビキ合戦を繰り広げそうなので、それならば、あまりイビキをかかないボクがひとり部屋なのは妥当でしょうということで(笑)。てか、実は値段が2日で1000円しか変わらなかったから、それならばと、あとで考え直しただけのことだけど。

当然、宴会部屋はボクの部屋となったが、毎年KAZUさんが、一日で半分空けるテキーラが、40度ではなく35度と、F1のエンジン同様パワーダウンしたためか、今年は行方不明者はゼロ(笑)。夜の12時前にはお開きになったが、普通に片付けて元気に部屋へ戻っていった(笑)。で、比較的元気だったボクは、すぽるとの時間までは本を読んで過ごし、その日の鈴鹿をTVメディアで観てから眠りについたのだが、それでも7時間近くは寝てられるので全く問題はない。明日も11時からなので、のんびりしたもんなのだ。

てなわけで、次回に続きます。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.muscle-museum.com/mt4/mt-tb.cgi/231

コメントする