2006年11月11日

F1鈴鹿観戦記2006-5 風は強いが好天の2日目

10/7(土)その1

予選日の朝。昨日とはうって変わって、好天に恵まれた。しかも、気温も涼しめで、清々しい朝となった。

今年は、例年朝食に通っていたうどん屋が無くなっちまったということで、KAZUさんとどうするかを協議した結果、今まで一度も利用したことがない、常宿の朝食を利用することになった。種類は少ないけれど、ドリンク・フリーで色々と飲むことができるし、値段も500円とリーズナブル。和・洋とチョイスできるが、自分は普段パン食が多いので洋食をチョイス。他の二人は、和食にしていた。

どこにでもあるような、いわゆる「ビジネスホテルの朝食」という印象だが、ジュースやコーヒーがいくつか飲めて、卵やサラダなどでそこそこ胃が満たされるだけでも、ボク達にとっては十分満足のいくものだった。まあでも、本音をいうと、やっぱり去年までのうどんがいいけど(笑)。

今日はこの感じだと、陽が出ているときは日差しがきつそうだ…ということで、往路で日焼け止めを買うことに。道すがらのコンビニに寄ろうとしたのだけど、去年までは確かにあったはずのコンビニは、いつの間にかauショップに様変わりしていた。で、もう一軒記憶のある別の店に行くために途中で進路変更、普段は市バスが通る裏の方の道へ向かう。

途中、自転車が跳ねた拍子に、籠に入れていたミシュランの帽子が落ちてしまい、それを拾うために少し戻ったのだけど、その時に素晴らしい光景を目にした。もう何年ぶりだろうか。恐らく、15年以上は見てない気がする。鈴鹿山脈の方に、綺麗に繋がった虹を見ることが出来たのだ。ちょっと感動したなあ。

今日はさすがに客が多い。午前中の、まだ10時前だというのに、既にスタンドには人が埋まり始めている。今回は、鈴鹿最後ということで、ビデオカメラも持って来ている。昨日は雨だったのでサーキットには持って来なかったが、今日からちょこちょこ撮り始めることにした。

というわけで、先ずはこちらをどうぞ(笑)。 シケインの裏を通りB3席へ向かう

 

快晴の鈴鹿。昨日のFP-1はスーパーアグリの(山本)左近が最初にコースインしたが、今日のFP-3は、同じくスーパーアグリの琢磨が最初に出てきた。タイムを見ると、1周目から37秒台が出てるので、クルマはそこそこ良さそうだった。土曜日はサードドライバーが走れないので、序盤は今日の方が退屈な感じだったな。残り10分は、やはり予選のシミュレーションをするので、今日の方が面白かったけど。この日は130R出口は漏れなく全開なので、集団で通り過ぎるとさすがに音が凄い。でも、客席がそこそこ埋まってきているので、音が吸われて、逆に昨日よりも耳(鼓膜)がビリビリするようなこともなかったっけな。

各車の音の違いを、しばしご堪能下さい(笑)。

左近のスーパーアグリホンダスパイカー・トヨタトロロッソのV10

各車の違い1各車の違い2各車の違い3変な音のマクラーレン

 

今日のフリー走行で気がついたんだけど、ブレーキポイントが昨日と結構違うように感じる。音の伝わり方が変わったのか?遠くに見えるデグナー前だけど、アクセルオフの音が、肉眼だと50m看板を越してからに聞こえる。あのスピード(6速全開近いから、260km/hは超えてるはず)から、あの角度のコーナーを曲がるためのブレーキングが50m以内って、一体なんなんだろう?…とか思っちゃうね。

やっぱりF1は尋常じゃない。だから、生で観ていると、いつもキツネにバカされているような、そんな気分で観ることになる。

そうこうしているうちにFP3が終了、鈴鹿でのF1イベントも残すはこのあと午後の予選と、明日の決勝のみとなってしまった。

というわけで次号へ続きます。

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コメント[5]

アップお疲れさまでした!。いやあ、ビデオの音が結構迫力あってびっくりしました。やっぱり、心のなかの記憶をリフレッシュしてくれる音や映像っていいなあ。とても嬉しいお土産です。

それにしても、ビデオの音で聞いてもマクラーレンの音は異彩を放ってますね(笑)。

どもです。音は、ボクも結構いい音で録れてるなあって感じましたね。さすがに、普通のデジカメ(…と言ってもSONYのDSC-N1ですが)とかで録った音とは雲泥の差ですわ。

じきに、ギャラリーの方にもドサッとあげます。その前に、完結しないとね(^_^;)

お世話になります。此処までやっていただけるなら、来年以降御一緒させていただく時にはビデオカメラを自身で持参しなくても、Kimoさんの編集動画を後で拝見すれば良いかなぁなどど思ってしまいます。続編楽しみにしております。

どうも!おひさしぶりです。
ランチ、来れなかったですか?自分はビアジオンさんにミニカーにサインしてもらって、並んで写真も撮っちゃった、うしししし。

さて、マクラーレンの音がヘンだという件、自分は二輪2ストGPマシンに使われていた近接爆発という技術に似たものではないかと推測しました。
これは気筒ごとの点火時期を等間隔からわざとずらす事によりトルク変動を起こしタイアのスリップを減らす、という仕組みだそうです。
イメージからすると、ポンピングブレーキで制動距離を短くするのに似ているような気がするんですが‥
この技術を使ったホンダNSR500は「キーン」というサウンドが「ブォーン」という鈍い音になり、ウエットでは水の巻上げが格段に少なくなったそうです。

動画のコメントの「なんだか荒れている音。回転が低いときはアメ車っぽい音がする」をヒントに邪推してみたんですけど、はたして当たっているか。


>TACHI さん
いえいえ、今年は鈴鹿ファイナルと言うことで、やはりこれはスペシャルなんです(笑)。ハンディなんて持ってったの、久しぶりでしたから。デジカメも併用したのは、良かったかも…。

来年のFISCOは、最初ですからまた持っていくでしょうけどね。>ハンディ

>ひろいさん

ども!おひさですね〜。

ランチは、ちょっと気がつくのが遅くて無理でした。自分、既に幽霊部員も通り越してクラブもやめてしまいましたもので…。まあ、ビアシオンさんにはそこまで執着していなかったのでまだいいですが、これがバタネンとかカンクネンとかだと大きく後悔していたかも…。まあ、バタネンはあり得ないすけど。

マクラーレンの音ですが、近接爆発ですか?なんだか、言葉的にはピンとくるような気も。なにしろ、位相的に干渉しているような音なので。きっと場所によっても聞こえ方が変わる感じですね。

で、エンジンの制御でそういうタイヤのグリップみたいなものも特性としてコントロールするとは、思いもよらなかったのでアレなんですけど、そういえば、フェラーリのエンブレがたま〜に変な音なんですよねえ。なんというか、デジタル的に回転が制御されているというか。

ブレーキングの時にはドライバー的にはアクセル・オフなので、電子制御にしてももシフトダウンの時のブリッピング以外は、エンジンって(タイヤ越しに)路面に回されるだけの状態かと思っていたんですけど、なんか、そういうエンジン・ブレーキみたいなものも微妙に回転数を制御して、20%ロック状態みたいなのを作り出したりとかして、最大限のグリップ状態でエンジン・ブレーキを掛けて、少しでも制動距離を短くしてんのかなあ?…みたいな。

確か、最終戦のブラジルGPのどこかでそういう音が聴けたと思ったので、今度サンプリングしてみますね(笑)。

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