2006年11月11日

F1鈴鹿観戦記2006-6 驚愕の予選

10/7(土)その2

お昼休みは、最後の晩餐ならぬ、最後のバイキングということで、またもやサーキットダイニングへ直行。スタンドから出るとき、B3席右隣の自由席は、かなり凄いことになってた。トイレや食事など、既に気軽に行ける雰囲気では無いほどのサバイバル加減に見えた。右の写真のように、通路も既に、こんな感じでかなり歩きにくい混雑ぶりとなっていた。もっとも、B1席裏のショートカット歩道橋までの辛抱だけどね!

さて、昨年の予選からまた少し変わったこの予選システムは更に手を加えられて、良くできていて見ていて飽きない。Q1は最初から結構な台数で走ることになるし、Q2にはみんなが空タン&ニュータイヤで走るのでめっぽう早い。スーパーアグリでさえ、1分33秒台で走るほどだ。Q3は、セッションの半分くらいはガソリンを減らすためにただ周回するだけなのだが、それでさえ、ちょっとした疑似レースみたいで、なにげに楽しい。

今回の鈴鹿でも、スタート前のピットレーンから緊張感ビシバシ。始まってからも、最初の数周はマッサがシューマッハを先に行かせて余裕を作るためか、単なる嫌がらせ(心理作戦)か、アロンソを押さえるペースで走っていたものだから、アロンソが責める責めたてる(笑)。ま、途中で諦めたみたいだけどね。ちょっとアロンソも苛ついてたみたいで。

につけても、下の映像で確認してみて欲しい。時速300km/h近くで、車間が5mも無くぴったりとくっついて130Rを出てくるこの2台を。常識的に考えたら、完全にイカレてるって感じだが、これがF1ドライバーだ。

予選Q3のスタートアロンソは行かせん!露骨に押さえるマッサ


それにしても驚いたのが、シューマッハがQ2の最初に出したタイム。夢の1分30切りどころか、なんと28秒台後半の絶驚愕タイムを出してしまった。恐らく、当分は破られそうにないレコードタイムを出して、なんというか、鈴鹿に最後印を1つ押して帰るか?って感じで土曜日を終えた。もっとも、Q3ではマッサにポールを持っていかれて、自身は2位になっちゃったんだけどね。でもそのポール・タイムはQ2のシューマッハのより遅いから、このQ2のタイムが鈴鹿の当面のレコードラップになるはずだ。

ベストラップの時のシューマッハ。完全に全開の130R


ひょっとしたら、もう破られることもないかも知れない。


てなわけで、次回に続きます。

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